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【要約】5分で読める『LIFESHIFT 100年時代の人生戦略』/リンダグラットン

パパリーマン書店の店長”くろんぼ”です。

今回、紹介したい本は
「LIFESHIFT 100年時代の人生戦略」です。

パパリーマン店長

この記事は”5分で読める”要約となっており、忙しい人でも効率よく読書体験ができます

この記事でわかること
  • どんな内容なのか
  • どんな悩みを解決できるか
  • 著者について
  • 本の要約
  • 本の感想
パパリーマン店長

”オーディオブック”を活用すればもっと効率よく読書体験できます

目次

ひとこと要約「あなたは何歳まで生きる予定ですか?」

「100年時代」とは、簡単に説明すると、100歳まで生きるのが当たり前になるということ。

では、100歳まで生きると我々にどんなことが起きるのでしょうか?

お友達と公園でゲートボールをしたり、喫茶店で他愛も無い話で盛り上がったり、楽しい余暇が増える?

ただ老いて健康上の不安や、年金だよりのお金の悩みを抱える不幸せな人生が増える?

本書では、こう記されます。

将来を見通してしっかり準備すれば、長寿を厄災ではなく、恩恵にできるかもしれない。長寿化は、私達に多くの可能性と多くの時間をもたらす。長寿化への対応の核心は、増えた時間をどのように利用し、構成するかという点なのだ。

引用元:『LIFESHIFT 100年時代の人生戦略』

人生100時代に備えて、自分なりにどのような人生を組み立てるか。

きっとあなたの行動を変えてしまう衝撃的な内容となっております。

パパリーマンの悩み

パパリーマン店長

人生100年時代ってよく聞くけど、なにか知らない・・・

人生100年時代と言われても、ただ長生きするのかなぐらいしか考えていませんでした。

単純計算でもあと60年以上生きることになるが、どんな問題が起きるのだろう?

多くの方が『LIFTSHIFT』に影響をされて行動を起こした!とよく耳にします。

漠然とした将来に対する不安を抱える私にはまさにぴったりな1冊でした。

こんなひとにおすすめです
  • 10~50代
  • 自分を変えようとしている
  • 将来に不安を感じている

著者

リンダ・グラットン

ロンドン・ビジネススクール教授。人材論、組織論の世界的権威。

世界で最も権威ある経営思想家ランキングでは2003年以降、毎回ランキング入りを果たしている。

「次の10年で最も大きな変化を生み出しうるビジネス思想家」や「世界トップ15ビジネス思想家」などに選出されている。

アンドリュー・スコット

ロンドン・ビジネススクール経済学教授、前副学長。

要約

いきなりですが、本書の結論はこうです!

結論

マルチステージを生き抜くために
「有形資産」「無形資産」
のバランスを取れ!

人生100年時代の到来

世界保険機関(WHO)の統計によれば、日本は世界で最も平均寿命が長い。

順位国名平均寿命(歳)
1位日本84.3
2位スイス83.4
3位韓国83.3
4位シンガポール83.2
5位スペイン83.1
平均寿命世界ランキング・国別順位(2022年版) (memorva.jp)

100歳以上の人は、すでに6万人以上。

2050年までに、100万人を突破する見込みです。

100歳以上の人口数(日本)
1963年
153人
2020年
6万人
2050年
100万人

なんと2007年に日本で生まれた子供の半分は、107年以上生きることが予想されている

  • 20歳の人の100歳以上生きる可能性
  • 40歳の人が95歳以上生きる可能性
  • 60歳の人が90歳以上生きる可能性

これらの確率はすべて50%以上あります。

100年前に生まれた子供が100歳まで生きる可能性は1%に満たなかったそうです。

今後も平均寿命は伸びていきます。

過去200年間、平均寿命は10年に2年以上のペースで伸びている。

では100年時代でなにが変わるのでしょうか?

70代・80代まで働く

まず一番はじめに思い浮かぶのが、お金の問題であろう。

寿命が長くなるということは、老後の蓄えがより必要になるということである。

本書では具体的なシュミレーションを用意してわかりやすく説明されている。

今回は1998年生まれを参考にしています。

今回は最終年間取得の50%を生活資金として貯蓄しておくための計算です。

もし65歳で引退するならば、勤労期間で所得の25%を貯蓄しておかないといけない。

しかもこの計算は公的年金が現在と同水準で受給できる仮定です。

もし公的年金がまったく受給できないとなると、貯蓄率は31%まで跳ね上がる。

さすがに無理です!

要するに65歳で引退する生き方では、100歳を超す人生を支えることができないです

所得の10%前後が現実的であろうが、そうなると80代まで働き続けなくてはならない。

月収30万円の1998年生まれが最終年間取得の50%を確保するためには
  • 65歳で引退するなら、勤労期間で
    毎月75,000円を貯蓄が必要
    (公的年金なしの場合は、93,000円)
  • 80代まで勤労するなら、勤労期間で
    毎月30,000円を貯蓄が必要

ここまでの説明であれば絶望的な未来しか見えず、長寿は厄災と言わざるをえない。

では長寿を恩恵に変えていくためにはどうしたらいいのか?

大丈夫です!本書ではいろんな観点から100年時代を生き抜く方法が書かれています。

本当は全てを紹介したいのですが、ざっくりパパリーマン的にまとめさせていただきます。

マルチステージの訪れ

今まで当たり前だった3ステージ(教育⇒仕事⇒引退)の考え方に別れを告げる必要があります。

3ステージとは?
教育
高校・大学まで学生生活を過ごす
仕事
新卒で就職 ひとつの会社で働き続ける
引退
65歳で定年退職

3ステージでは100年時代は成り立たないことは理解できたと思う。

100年時代の大きな特徴の一つは、ライフスタイルと人生の道筋が多様になることである。

3ステージでは、確実性と予測可能性がある人生であったため、人生の計画や自己内省は必要なかった。

しかし、人生が長くなれば、不確実性が拡大する。

簡単にいえば「いい大学に入って、いい会社に入って、何も考えず定年退職まで働く。引退した後はある程度の貯蓄と公的年金を支えに老後を過ごす」みたいな考え方は通用しなくなる。

「自分はどうなりたいのか?」「何を目標にするか?」を人生の途中で考え直す必要がある。

ときには仕事を離れて、新しいスキルの習得に投資したり、学校に通ったり、家族と過ごす期間を取ったり、無限な可能性の中から選択できる。

ここで本書の中で紹介されているモデルケースについてまとめてみます。

マルチステージとは?
教育
高校・大学まで学生生活を過ごす
探求者
旅に出る
(21~28歳)

世界を旅する間にいろんな人と知り合い、幅広い人的ネットワークを築く。

起業
起業をする
(28~35歳)

旅の中で屋台ビジネスに興味を持ち、数人の友人を誘って会社を始める。

長い人生を生き抜くのに必要な強みを身につけていく。

会社員
有名な食品会社への転職
(35~43歳)

大企業に幹部から誘いがあり、金的資産を稼ぐために就職。

これまで培ってきたスキルや経験をもとに大きな成功を手にする。

転職
人材会社への転職
(43~70歳)

所得を最大限増やすために、人材採用コンサルタントの仕事を目指す。

その後、数回の転職を重ねた末、業界屈指の最大手の取締役に就く。

休憩
妻と旅に出る
(70歳)

選択の時期が来る。今の仕事を続けて貯蓄をさらに増やし続けることもできるが、休息を取り活力資産の補填を最優先とした生活に転換する。

引退
ポートフォリオ・ワーカー
(72~85歳)

仕事を再スタートするが、夫婦のライフスタイルを維持するために必要な所得を確保するに最低限の働き方を目指す。85歳で完全に引退する。

今では珍しいモデルケースかもしれませんが、今後は当たり前になる可能性が高いです。

著者は本書の中でこう説明しています。

100年時代を生きることを明確に意識し、それを前提に人生の計画を立てる最初の世代。

選択肢をもつこと、自分と相性のいいものを選ぶこと、

そして自分のアイデンティティを意識することの重要性が過去のロールモデルとまるで違う

引用元:『LIFTSHIFT』

有形資産と無形資産のバランスを取る

有形資産
無形資産
  • 現金
  • 株式
  • 銀行預金
  • マイホーム
  • スキル
  • 健康
  • 友人
  • 家族

無形資産とは、簡単にいうとお金で換算できないものである。

本書の中では数多くある無形資産を大きく3つのカテゴリーに分けています。

  1. 生産性資産」
    仕事で生産性を高めて、所得を増やすために役立つ要素。スキルや知識が中心に構成される。
  2. 活力資産
    肉体的・精神的な健康と幸福。健康・友人関係・パートナーや家族関係など。
  3. 「変身資産」
    100年時代を生きる人たちは、その過程で大きな変化を経験する。
    自分についてよく知っていること、多様性に富んだ人的ネットワーク、新しい経験に前向きな姿勢など。

100年時代では、教育のステージで学んだ知識やスキルだけで70~80代まで働き続きることはできない。

なぜなら、長く働くことで時代や求められることが変化していくからです。

例えば、今の時代にパソコンや携帯電話の操作が全くできないとしたら、肉体労働ぐらいしか仕事はないと思います。

  • 3ステージで必要なスキル
    同じ会社で引退まで働くため、専門的なスキル・知識あればよかった
  • マルチステージで必要なスキル
    いくつもの企業や業界を移り、スキルを変えながら長く働く必要がある

さらに、長寿化時代には活力資産の重要度がいっそう大きくなる。

肉体的に健康なことはもちろん、家族や友人との精神的な健康や幸福も重要である。

有形資産と無形資産のバランスがとても重要である!

有形の資産と無形の資産のバランスを取るためにマルチステージの人生を生きる必要があります。

マルチステージの人生を生きるためには、新しいタイプの資産を築く必要があります。

人生の途中で変化と新しいステージへの移行を成功させる意思と能力が必要です。

まとめ

私にとって本書の内容は衝撃的でした!

あらゆる場面で100年時代という言葉を耳にしていたが、本当の意味を私は理解していませんでした。

まだ心のどこかで、過去のロールモデルを参考に65歳の定年まで働いて・・・みたいな考えていました。

過去の生き方は参考にならない。

ただ現時点で正解があるわけでもない。

  • どう生きたいか?
  • 何を目標にするのか?
  • 何が必要なのか?

無限に広がる選択肢の中から、常に自問自答して実験する必要があると感じました。

私は30代迎えて、生産性資産を増やすために副業を始めました。

これからはもっと思い切った移行が必要になると考えております。

もしかしたら転職や企業も考えていかないといけません。

長寿を厄災にするのも恩恵にするのも自分次第!

本書には今回紹介できなかった部分が沢山あります。

きっとあなたの人生計画の参考になる情報が溢れています。

さすがに世界的名著と言われるほどに濃厚な内容となっています。

是非、一度読んでみてください!!

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