【要約】5分で読める『知識を操る超読書術』/DaiGo

パパリーマン書店の店長”くろんぼ”です。

今回、紹介したい本は
「知識を操る超読書術」です。

パパリーマン店長

この記事は”5分で読める”要約となっており、忙しい人でも効率よく読書体験ができます

この記事でわかること
  • どんな内容なのか
  • どんな悩みを解決できるか
  • 著者について
  • 本の要約
  • 本の感想
  • オーディオブックの基本情報
パパリーマン店長

”オーディオブック”を活用すればもっと効率よく読書体験できます

目次

ひとこと要約
「読書脳の取扱説明書」

みなさんメンタリストDaiGoはご存知でしょうか?

どんな印象を持っているでしょうか?

おそらく多くの人は「テレビやYouTubeで人の心理を怖いくらい読む人」という印象だと思います。

実はそのパフォーマンスは超能力ではなく、科学や心理学などの知識や技術をもって再現する超常現象だそうです。

では、そんな圧倒的な知識をもつDaiGoはどうやってインプットをしているのであろうか?

答えは「読書」です。

それもただの読書ではなく、なんと1日で10~20冊という異常的な量を読んでいるそうです。

本書は、そんなDaiGoさんが次のような悩みを抱えている人に向けた内容となっています。

  • 集中力が続かず、読みきれない
  • 読んでも内容が頭に入らない
  • 読んだ内容を人にうまく説明できない

脳の仕組みを知り、人間の特性を知り、科学的に根拠のある読書法を学ぶことができます。

あなたはなぜ、読書をするのでしょうか?

パパリーマンの悩み

パパリーマン店長

今よりもっと多くの本を読みたい・・・

私は、「本の素晴らしさ・読書の魅力」を伝えたくてこのブログを始めました!

でも今まで読書術については学んだことはありませんでした。

でも本の魅力を知れば知るほど、このような悩みが出てきました。

  • もっとたくさん読みたい!
  • 読んだ内容をもっと自分のものにしたい!

もしかしたら「練習法」や「勉強法」みたいに、なにか方法があるのではないか?

こんなひとにおすすめです
  • 読書が苦手
  • もっと効率のいい読書をしたい
  • 人にうまく説明できるようになりたい

著者

DaiGo(だいご)

メンタリスト/ブロガー/YouTuber

1986年生まれ。慶應義塾大学卒業。

人の心をつくることに興味をもち、人工知能記憶材料系マテリアルサイエンスを研究。

英国発祥のメンタリズムを日本のメディアに初めて紹介し、日本唯一のメンタリストとして数多くのテレビに出演。

その後、活動をビジネスおよびアカデミックな方向へと転換し、企業のビジネスアドバイザーやプロダクト開発、作家、大学教授など多方面で活躍している。

著書は累計330万部。

主な著書

『自分を操る超集中力』

『人を操る禁断の文章術』

『週40時間の自由をつくる超時間術』

要約

まずは、本書の結論はこうです!

結論

本から得た知識をアウトプットできるかどうかは、「本を読む準備」しているかどうかで7割決まる

なんとなく本を手に取り読み始める人と「なぜ自分はこの本を読もうと思ったのか」「その本からどんな知識を得たいか」という目的を明確にしている人とでは、読書体験は大きく異なります。

まさに私はこの典型的なパターンでした。

本を読み始めた頃の私は、とりあえず本を読まなきゃ!と思いたち「なんとなく本を手に取り始める人」でした。

本を読むことに満足していて、「なぜこの本を読むのか」「どんな知識を得たいのか」は考えたこともなかったです。

ただ今はこうやってブログを書き始めて、この本を通して「どんなことを学び、どんな悩みを解決できたのか」を考えながら、またそれを同じ悩みを抱えている人に届けたいと思って読書をしています。

確かに今までと比べられないくらい本の理解度は上がっていると思います。

むしろ理解しないと要約が書けません。

本書には「本を仕事やプライベート、すなわち人生に役立つノウハウ」が詰まっています。

人は「何か変わりたい!変わらなきゃいけない!」と思って、本に手を伸ばします。

「これを読もう」と思い立つということは、あなたの心が変化を求めているサインです。

まずは是非、その心に問いかけてみてください。

ここからは3つのステップに分けて説明まとめていきます。

  1. 本を読む準備をする
  2. 本の読み方を知る
  3. 本から得た知識をアウトプットする

本を読む準備をする

何度もお伝えしますが、読書で何よりも大切なのは「読む前の準備」をいかに整えることができるかです。

本章では、自分の「目的」や「動機」からほしい知識を具体的に決めるための読書の準備が3つ紹介されています。

読む前の準備
  • メンタルマップ
  • キュオシティ・ギャップ
  • セルフテスト

メンタルマップ

読み始めたものの、10ページで本を閉じてしまう・・・

そんな人にはこの準備がおすすめです。

メンタルマップとは、自分の人生の目標や行動を箇条書きにして視覚化したものです。

いや、それだけ聞くと逆に難しそうと思ったでしょう。私も、最初はそう思いました!

もう少しシンプルにお伝えします。

メンタルマップを作成する方法として、この3つの質問に答えます。

  • 「なぜ、この本を読もうと思ったのか」
  • 「この本から何を得たいのか」
  • 「読んだ後、どうゆう状態になりたいと願っているのか?」

書き出したメモは、本に挟むなどをして読書の間、身近に置いておきます。

集中力やモチベーションが切れそうな時には、このメモを見返して本への興味を取り戻します。

キュリオシティ・ギャップ

読んだけど、いまいち内容が頭に入ってこない・・・

そんな人にはこの準備がおすすめです。

キュリオシティとは好奇心のこと。

つまりは「自分があらかじめ持っている知識」と「本の中に書かれた自分が知らない知識」の差を意識することが好奇心を刺激し、内容が記憶に残りやすくなります。

やり方は簡単です。見開きのあるノートを用意して

  • 左側に「自分があらかじめ持っている知識」を書き出す
  • 右側に目次をスキミングしながら、「興味や関心が湧いたこと見出し」を書き出す

自分の知識の延長線上にある新たな情報は、好奇心を刺激して、内容が頭に残りやすくなります。

さらに、読まなくてもいい箇所を把握することに役立つため、読書のスピード上げて効率的に吸収できるようにもなります。

セルフテスト

どの本を読んでも途中で挫折してしまう・・・

そんな人にはこの準備がおすすめです。

セルフテストとは、本を読む前に5分間のセルフテストを行い、本がうまく読めない理由を確認。

その対策を知ることで、読書への苦手意識を払拭していくことができる方法です。

メルボルン大学の研究チームが紹介している「10のチェック項目」を使います。

セルフチェックをするための10の項目
  1. 十分な時間とモチベーションが足りない
  2. 集中力が維持できない
  3. 読むスピードがなかなか速くならない
  4. ボキャブラリー不足
  5. 本のどの部分に集中すべきか選べない
  6. 新しい理論、細かい情報を理解できない
  7. メインのポイントと議論のポイントがつかめない
  8. エビデンスの価値が測れない
  9. 本の内容を理解するための背景知識や経験がない
  10. 馴染みのない分野である

あなたはいくつ当てはまる項目がありましたか?

詳しい対策については、本書を参考にしていただきたいのですが、対策例としてはこうなります。

「本の内容を理解するための背景知識や経験がない」「馴染みのない分野である」
いきなり難易度が高すぎます。入門書を読み、背景となる知識をつけたうえで再読しましょう。 

すべての原因を取り除けるわけではないですが、対策を取ることは可能です。

本の読み方を知る

本章では「理解力を高める本の読み方」を5つ紹介しています。

理解力を高める本の読み方
  • 「予測」読み
  • 「視覚化」読み
  • 「つなげ」読み
  • 「要するに」読み
  • 「しつもん」読み

すべてに共通しているのは、「本の単なる読者にならないこと」

好奇心や想像力、質問力を駆使して、自ら仕掛けていく姿勢が理解度を高めます。

すべて紹介していきたいのですが、パパリーマンが実際やっていて最も効果を感じている方法を紹介します。

「予想」読み

書籍のタイトルや著者のプロフィール、目次、帯などから「この本にはどんな内容が書かれているか?」を予想します。

それを箇条書きにして書き出してください。

自分の経験、知識に結びつけた予想をすることで、本の内容への関心と期待感が高まります。

ここで大事なのは、予想をあてるのが重要ではないということです。

むしろ予想が違えば違うほど、意外性があり記憶にも残りやすくなります。

本の準備で用意した「メンタルマップ」をもとに、第1章からではなく、気になる章から読み始めてください。

私はいつも「まえがき」⇒「気になる章」⇒「あとがき」と一巡目を読みます。

本から得た知識をアウトプットする

かのアルベルト・アインシュタインはこんな言葉を残しています。

「6歳の子どもに説明ができなければ、理解したとは言えない」

この名言は読書にも当てはまります。

本章では「知識を自由に操るアウトプット」を学ぶことができます。

ここで大切にしてもらいたいポイントは2つです。

  • 本から得た知識を定着させ、あなたや周囲の人のために役立てる
  • 読んでいて、「これいいな」と思った方法を実践し、習慣化すること

本を読むだけではただの「知識」です。

実生活に反映させてこそたくさん本を読む意味があります。

まとめ

私が本書を読む前には、おそらくこの本には「目次読み」や「要約読み」などの本を読む際のテクニックがまとまっていると思っていました(本書でいう「予想読み」)。

でも実際は、「読むテクニック」も大切だけど、それ以上に大切なのは「本を読む準備」でした。

予想がいい意味で外れました(本書でいう「キュリオシティ・ギャップ」)。

ここからはアウトップしていくのみです。実践して、習慣化していくのみです。

私は本と出会ってから人生が変わりました!

もし友人や後輩が「何か変えたい!」と相談されたら、「本を読むこと」を勧めます。

今回は「本を読む準備」を中心に紹介しましたが、「本の読み方」も「アウトプットの方法」も本当に参考になる内容です。

是非一度読んでみてください!

オーディオブックの基本情報

オーディオブックを聴くなら『audiobook.jp』『Audible』がおすすめです。

『audiobook.jp』

聴き放題
チケットプラン
単品購入1,650円
基本情報

ナレーター:佐藤 充宏

再生時間:5時間18分

↓audiobook.jpで聴きたい人はこちら↓

『Audible』

聴き放題
単品購入2,310円
基本情報

ナレーター:佐藤 充宏

再生時間:5時間18分

↓Audibleで聴きたい人はこちら↓

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