【要約】5分で読める『読むだけで終わりにしない読書術』/本要約チャンネル

パパリーマン書店の店長”くろんぼ”です。

今回、紹介したい本は
「読むだけで終わりにしない読書術」です。

ひとこと要約
「プラスαで人生の質を変える読書」

本書で学ぶことができるのは、速読の方法でも多読の方法でもありません。

人生を変えるためにやるべきことは、たった1つ。

本を読み、実践すること

引用元：『読むだけで終わりにしない読書術』

本書では「読む」→「実践」のサイクルの重要性を学ぶことができます。

本書の著者は、YouTubeの本要約チャンネルを運営している「たけみ」と「りょう」です。

詳しくはのちほど説明しますが、2人とも生まれつき体が弱く、学校には満足に通うことができませんでした。

体調の悪さから寝たきりのニート生活を送っていたのですが、あるとき転機が訪れます。

それは本に出会ったこと。

本の内容を実践していくことで、体調が良くなり、医学部へ入学することができたそうです。

誰よりも「読む」→「実践」を繰り返してきた2人だから伝えることができる読書術です。

本の内容をひとつでも、今の生活にプラスαで、人生の質を変えられる可能性があります！

パパリーマンの悩み

私はこれまでに数多くの「読書」に関する書籍を読んできました。

それぞれが参考になり、読書のテクニックを身につけることができました。

私にとってそれらも大切ですが、本当に大切にしないといけないことは他にあると感じました。

すべての書籍で共通していたのは、こうです。

「読むだけでは意味がない、アウトプットしてこそ意味がある」

私は「本を読む」ことを目的にしていました。

それではダメです。本を読むだけでは人生（実生活）はなにも変わらないのです。

ではどんなアウトプットがあるのだろうか？

本書は、1万冊以上を読んで実践してきた2人が教えてくれる「人生を変える読書術」です。

著者

本要約チャンネル

チャンネル登録者数70万人、再生回数1億回超えのYouTubeチャンネル。

運営者は「たけみ」と「りょう」

ビジネス本や健康本、最新論文のポイントをわかりやすく要約する動画を毎日配信しています。

本書でたけみの生い立ちに書いてありましたので、簡単にまとめます。

要約

まずは、本書の結論はこうです！

本は多くのことをかなえてくれます。

• もっと成長したい
• 集中力や記憶力など仕事に役立つ能力を上げたい
• 健康やダイエット、ライフプラン、老後資金、お金の問題など生活の課題を解決したい
• キャリアや生き方などを整え後悔のない人生を送りたい

本には間違えなく人生を変える力があります。

ただベストセラーが必ずしもあなたの人生を変える内容になるとは限りません。

それは人それぞれ悩みが違って、求めている内容が違うからです。

特に日本人は「オープンエンドの問い」に慣れていません。

オープンエンドの問いとは、答えが一つに決まっておらず、一人ひとりに異なる意見を書かせるような問いです。

学生のうちは「答えが決まっている問題」に正確に答えることができればいい成績を取ることができます。

ところが社会に出たとたん、状況は一変します。

社会で直面する課題は、答えのない、オープンエンドのものばかりだからです。

人生の課題は、
実際に行動することでしか乗り越えられないです。

ではどうしたら自分に必要な内容を見極めて、実践につなげることができるのでしょうか？

本書では様々な読書術が書いてありますが、私がこの本の本質と思う「目的型読書」と「レコーディング読書」について、これから詳しく解説させてします。

目的型読書

本を読む目的を明確して、自分にとって最高の一冊を見つける読書術です。

目的型読書は、「本を読むだけで終わりにしない」ために、非常に重要なステップです。

「目的」とは、本を読むことで「どんな課題を解決したいのか」「どのような効果を得たいのか」といったこと

それによって読むべき本も変わってきます。

本を読む目的（解決したい課題）を掘り下げる際に役立つのが、本の要約サイトです。

本要約サイトのメリットは、「本そのものを読まなくても、ある程度の知識を手に入れることができる」ことです。

例えるなら、スーパーの試食です。

食べたことのない食材は味がわからないので、それを使った料理も想像つきません。

試食ではその素材をお試しで調理をしてくれたり、一口サイズで試したりできます。

食材の味を確認することができて、さらにそこから自分なりのアレンジを思いついたりします。

誰かが噛み砕いて説明してくれている記事や動画である程度の情報を手に入れて、自分が読むべき本を見つけることができり、自分でも気づいていなかった潜在的な欲求に気づくことができたりします。

本を読む目的、ひいては人生における目標や、進むべき人生の方向性などを掘り起こすことも、目的型読書の重要な役割です。

レコーディング読書

実践・検証を繰り返し人生を変える読書術です。

それこそが、タイトル『読むだけで終わりにしない読書』、本要約チャンネル流読書術の究極のゴール。

1万冊以上の本を読み、実践してきた二人が重要だと思うことはこうです。

• 一つのジャンルについて、一冊の本だけを読んで満足せず、一つの考え、一つのメゾッドだけを盲信しないこと
• 本を読んで実践した内容を記録し、検証する

あなたの課題が解決できそうなメゾッドが見つかったとしても、それがあなたに合うかどうか、効果が得られるかどうかは、あなた自身が実践してみなければわかりません。

あるいは、その本に書かれていることが、偏った知識や情報に基づいている可能性がないとも限りません。

ここからは本書の中で実際に紹介されているレコーディング読書の方法をまとめます。

たとえば、私は本書を読んでから「朝散歩」を始めました。

試しに朝散歩を含む起床後の一部をレコーディングメモにしてみます。

行動	時間	効果	メモ
起床	6：30
朝散歩	7：00～（15～20分）	＋5	オーディオブック を聴きながら
読書	7：30～（20～30分）	＋3	日光を浴びながら
ブログ	8：00～（1時間）	＋3	頭の回転が早い！？

さらにレコーディングメモの気をつけるポイントは3つです。

私の場合は、現在では散歩中に「オーディオブック」を聴きながら散歩しています。

これから「音楽を聴く」「何も聞かない」なども試して効果を検証してみようと思っています。

大事なのは「そのときの自分にとっての最適」を探すことです。

もっとも効果が高かった「朝散歩」

本書では、実際に二人が試してきて「本当に人生が変わる」５つの最強習慣が紹介されています。

その中でももっとも効果が高かったメゾッドが「朝散歩」だそうです。

朝起きたら、15～30分程度、少し早足で外を散歩する。

これだけで『日光を浴びる』＋『リズム運動』でセロトニン活性効果があります。

セロトニンとは、人に幸福を感じさせている脳内物質で、「幸せホルモン」ともよばれます。

自律神経のバランスや体内時計を整える働きがあり、人に癒やしや安らぎをもたらします。

私も試したのですが、まずは目覚めが違う！その後の作業の集中力にも違いがありました。

「日光浴」＋「運動」＋「読書」
最強の3点セットです。

まとめ

多くの読書術でも「アウトプットの重要性」について書かれていました。

私もこれまでも数多くのアウトプットを試してきました。

• 人に読んだ本の内容を話す
• ブログで要約を書く
• SNSに内容の感想を書き込み

ただ思い返したら、もっとも初歩的な
「実践する」ということは意識してなかったです。

読んだ内容に対して、自分の意見を述べてたり、自分の思考を鍛えたりばかり意識していました。

でもそれだけでは人生は変化が起きません。

著書では、あえてアウトプットの方法として
「実践する」ということに注力しています。

当たり前に思えるかもしれませんが、どれだけの人が意識して読書をしているでしょうか。

読んで終わりにしているのではないでしょうか？私もその一人でした。

おそらく人より体のこと、将来のことで悩みや不安を抱えていた二人だから「実践」の重要性を感じている。

私も、二人がおすすめする最強習慣「朝散歩」を実践し始めました。

私は「読書の素晴らしさ」「本の魅力」を伝えたくて、このサイトを始めました。

これからは「人生を変える読書」を意識して、みなさんにもお伝えしていきます。

本書では、今回の内容ではご紹介しきれてない「読書術」や「人生が変わる習慣」などたくさん書かれています。

ぜひ一度読んでみてください！

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