パパリーマン書店の店長”くろんぼ”です。
30代は人生のなかでも最も忙しい10年間です。
そんな激動の10年を乗り越えるために「読書」がおすすめです。
でも、こんなに忙しいのにわざわざ読書に時間を割く必要があるのか?
今回は「30代が読書すべき4つの理由」と「30代におすすめの読書術」についてまとめています。
きっとこの記事を読んでもらえば、最高の30代にするために読書しようと思えるはずです。
さっそく行きましょう!
結論
「最も忙しい30代を惰性で過ごすな」
30代のあなたは、いまどんなことを考えて生活しているでしょうか?
30代になると、いろんなことが起きて、いろんなことに悩んでいるかもしれません。
30代は、人生でいちばん忙しい10年です。
「転職」「結婚」「子育て」「住宅購入」
さまざまなイベントがあなたの前に現れます。
もしあなたがいま悩みを抱えているのであれば、ぜひ本を読むことをおすすめします。
でも残念ながら、日本人はほとんど読書をしておりません。
文化庁の「国語に関する世論調査」によると、日本人の平均年間読書量は12~13冊だそうです。
1ヶ月で本を読まない人が「47.3%」、1~2冊しか読まない人が「37.6%」です。
私も、30歳のときに悩んでどうしようもなくなって、すがるように本に助けを求めました。
その結果、自分が悩みは「人類初の悩み」ではなく、先人たちも同じ悩みを抱えていたんだと知って楽になりました。
あなたがもし何かに悩んでいるのであれば、私と同じように本と出会うことで解決に向かうかもしれません。
では具体的に「30代が読書すべき4つの理由」を説明していきます。
30代が読書すべき4つの理由
- 人生の岐路に立たせられる
- マネジメント能力を求められる
- 学ぶ機会が減る
- 人と比べて差を感じる
人生の岐路に立たせられる
30代は大きな決断の連続です。
- 仕事
独立起業?転職する?今の仕事を続ける? - 家庭
結婚する?独身のまま生きるか? - 子供
つくるか?つくらないか? - 住居
マイホーム購入?賃貸のまま? - 人間関係
今の付き合いを続ける?新しい出会いを求める?
30代は、人生で一番分岐点の多い10年です。
そんな時に、あなたはどうやって決断しますか?
もし、すでに「自分はこうだ!」と答えがある人にとっては、関係ない内容です。
ただ、なにか悩み、迷うことはあるのではないか?
ただ矛盾しますが、本を読んでもあなたの悩みの答えは書いてないと思います。
なぜなら、本を読んでも最終的に決断するのは「あなた」だからです!
本を読むことは、あなたの思考を深めるためであって、答えを知るためではないからです。
きっとあなたの悩みは「人類初の悩み」ではないはず。先人たちも同じく悩んで決断しています。
悩んだら先人の意見を聞こう!
30代が迫られることが多い「決断」ついてデータを見てみます。
転職の平均年齢は「31.7歳」
結婚の平均年齢は「男性31.2歳 女性29.6歳」
出産の平均年齢は「32.0歳」
住宅購入の平均年齢は「39.1歳(※注文住宅)」
マネジメント能力を求められる
30代になると、早いと役職がついてマネジメント職になる人もいると思います。
少なくても後輩ができて、教えたり助けたりする立場になっていると思います。
20代のうちは、自分で頑張って成果をあげることに全力を尽くせばよかったかもしれません。
30代になると、自分はもちろん自分以外も頑張らせてチームとしての成果を求められます。
でもふと「なんでできないんだろう」「なんでわかってくれないだろう」と思うかもしれません。
これはあなたが優秀なプレイヤーであればあるほど陥る悩みだと思います。
本を読むメリットのひとつは「自分以外の人の考え方・価値観を知ることができる」ことです。
本を読んでいると、「自分と考え方が違うな」「その考え方おもしろいな」と思うことがあります。
人間はコンピュターではないので、100人100通りの考え方が存在します。
すごく当たり前に思いますが、その本質を心から理解するのは意外に難しいです。
本を読んで、自分と違う考え方を否定するのではなく、自分と違う考え方を知れる喜びを感じられるようになろう!
学ぶ機会が減る
20代は学ぶ機会がたくさんあります。
- 大学生
勉強や資格取得・就職活動のため企業や社会に対する勉強 - 新社会人
すべてが初めて!先輩や上司が教えてくれる - 新人
お客様や取引先の人から多くを学ぶ - 20代後半
いろんな新しいことに一人でチャレンジする
30代になると、学ぶ機会が減ります。
仕事は一通り経験して、「教わる」立場から「教える」立場に変化していきます。
20代まで受動的に学びの場がありました。
30代は能動的に学びに行く姿勢が必要です。
本を読むと教養や知識をインプットすることができます。
読書ほどコストパーフォーマンスのいい自己投資はありません。
たった1500円で、その人が人生をかけて導き出した方法や専門家の知識を手に入れることができます。
実は年齢別に見ても、
30代がもっとも読書量が少ないです。
多くの30代が学ぶ機会が減るからこそ、能動的に学びにいくことで差が付きます。
人と比べて差を感じる
20代のうちは、まわりと比べても大きな差がないです。
30代になると、年収・役職・家族状況など大きく変化していきます。
久し振りに会った同級生と話をしたら、差を感じてしまう・・・なんて経験はないでしょうか。
いまは特にSNSが充実して、嫌でも同年代の活躍が目に入ってきます。
でも他人と比べてなにか意味があるのかどうか?
おそらく他人と比較することになにも意味がないではないか。
ただし、私は「いまの自分」と「なりたい自分」は比較するべきだと思っています!
なりたい自分とは、「こんな人間になりたい!」や「こんな人生を歩みたい!」などを思い描く姿のことです。
そして、そのために30代になった時点でいちど
「自分の棚卸し」をするべきだと思います。
- あなたは、誰ですか?
- あなたが好きなものは?嫌いなものは?
- あなたは何が得意?何が不得意?
- あなたが大切にしたいものは?手放したいものは?
- あなたは何をしているときに幸せを感じる?不満を感じる?
- これから何をやりたい?何をやりたくない?
自分を客観的に判断して、「いまの自分」について考えることができます。
つぎは、「なりたい自分」です。
では「なりたい自分」はどうやって決めればいいでしょうか。
私は、本を読むことが有効だと思います!
本にはたくさんの成功や失敗が詰まっています。
おおげさにいえば他人の人生を疑似体験することができます。
その経験はきっとあなたの「なりたい自分」を考えるうえで重要になります。
30代におすすめの読書術
ここからはなかなか本を読む時間の確保が難しい30代でも、効率的に本を読むことができる方法を紹介します。
目的をもって読書をする
本を読む前に「目的」を明確にする読書術です。
目的を明確にすることで、読書体験の効果が大きく異なります。
そして、「自分自身の状況・悩み」さらに「人生における目標・方向性」について明確にする必要があります。
目的を明確にすることで、読むべき本・読むべき箇所が絞ることができるのもメリットです。
読書の時間を確保することが難しい30代が、最短距離で知りたいことにたどり着くことができます。
本を読む目的は付箋に書いて貼ったり、直接書き込んでしまったりすることがおすすめです。
予想して読書する
これは脳のメカニズムを利用して、効率的に記憶に残す読書術です。
自身の経験やすでにもっている知識を駆使して、本の内容を予想します。
そうすると、内容への関心や期待感が高くなり、本の理解度が深くなります。
ここで大事なのは、「予想をあてる」ことが重要ではないということです。
むしろ予想が違えば違うほど、意外性があり記憶にも残りやすくなります。
いわゆる「ギャップ」というものです。
「強面な人が、話してみたらすごく優しかった」みたいに人間は印象が薄いより、ギャップを感じると記憶に残りやすい。
読むだけではなく実践する
本を読む、それで終えてしまったら知識が増えるだけです。
本に書いてある内容をとりあえず試しみて、自分に合うメゾットだけを取り入れいきます。
その実践はきっとあなたの人生の選択肢を増やすことに繋がります。
インプットとアウトプットの黄金比率は、インプット3:アウトプット7
これはアウトプットの極意をまとめた『アウトプット大全』でおすすめされている考え方です。
ながら読書をする
ながら読書とは、すきま時間を使って読書することです。
- 運転しながら
- 散歩しながら
- トレーニングしながら
- 家事をしながら
○○+オーディオブックを組み合わせることで効率的に読書することができます。
オーディオブックなら耳さえ空いていれば読書することができます。
オーディオブックについて詳しく知りたい人はこちらも読んでみてください!