パパリーマン書店の店長”くろんぼ”です。
今回、紹介したい本は「多動力」です。
この記事は”5分で読める”要約となっており、忙しい人でも効率よく読書体験ができます
- どんな内容なのか
- どんな悩みを解決できるか
- 著者について
- 本の要約
- 本の感想
- オーディオブックの基本情報
”オーディオブック”を活用すればもっと効率よく読書体験できます
ひとこと要約
「100万人に1人の人材になれ!」
いくつもの異なることを同時にこなす力
これからの時代は、多動力こそ最も必要な能力。
ありとあらゆる「モノ」がインターネットにつながっていきます。
産業の”タテの壁”は溶けて無くなっていきます。
たとえば、自動車がインターネットにつながり、自動運転が進めば、もはや自動車の形である必要はなくなります。
移動するイスでもいいかもしれない。
そのとき、自動車業界もインテリア業界も”タテの壁”はなくなることになります。
突然ですが、あなたはいくつの肩書きを持っていますか?
厳しいことを言いますが、1つしか肩書きしかない人は、価値も給料もあがりません。
”タテの壁”が溶けていく時代において、価値が上げるためには「100万人に1人」になる必要があります。
イチローや大谷翔平のように特別な才能があれば、1つの分野で「100万に1人」になれる可能性があります。
しかし、普通の人は難しいです。
それでも、誰でも「100万人に1人」になれる可能性があります。
1つのことに10000時間取り組めば、誰でも「100人に1人」の人材になれます。
10000時間は「1日6時間×5年」です。
そこから軸足を変えて、別の分野に10000時間取り組めば、このような計算になります。
さらに、別の分野にもう10000時間取り組めば、このような計算になります。
各業界・各分野を軽やかに超えていく越境者になる必要があります。
そこで原動力になるのが「多動力」です。
パパリーマンの悩み
堀江さんの原動力って?
テレビやYouTubeでよく目にしますが、詳しくはどんな人か知りませんでした。
実業家やコメンテーターなど、いろんな姿を見ますが、堀江さんの肩書きってなに?
勝手なイメージですが「とにかくいろんなことをやっている人」という印象です。
その印象こそが、まさに「多動力」です。
次から次からへ自分の好きなことをハシゴしまくるのが「多動力」なのです。
もしかしたら20年前だったら、ただの落ち着きのない経営者と言われたかもしれません。
これからの時代は「多動力」が必須な能力です。
- 仕事にマンネリを感じている
- 将来のことを考えると不安
- モチベーションがあがらない
著者
堀江 貴文(ほりえ たかふみ)
1972年、福岡県生まれ。
SNS media&consulting株式会社ファウンダー
実業家/コンサルタント/プログラマー/作家/コメンテーター/クイズタレント/エンターテインメント・プロデューサー/ロケトット開発者/飲食プロデューサー/マンガ事業/オンラインサロン主宰者/アプリプロデューサー etc
東京大学在学時にインターネット事業会社オン・ザ・エッヂを設立。
後に社名をライブドアに変更し、会社を時価総額8000億円、売上高784億円企業に成長させ、「時代の寵児」と注目される。
メディアにも多く取り上げられ日本でも有数な著名起業家となっていく。
有料メールマガジン「堀江貴文のブログでは言えない話」は読者1万数千人の規模に。
要約
本書では、堀江さんの経験談をもとに「多動力」の思考を学ぶことができます。
各章の最後には、「やってみよう」リストがついていて、とてもわかりやすいです。
その中でもパパリーマン的に気になったことを解説していきます。
すべてを完璧なんて無理だ
日本人は、バカがつくぐらい真面目な人が多い。
「全部自分でやらないといけない」という思い込みで、多くの仕事を手掛けることができない。
人に任せる仕事があれば、任せちゃっていい。
自分の貴重な時間は、自分の強みが一番発揮できる仕事に集中させるべきである。
程よく息抜きをして100点を目指そうとしないことが大切です。
1つの仕事に全力投球しようとしている人ほど、仕事が遅く、量も質も悪かったりする。
ときには、見切り発車してしまうぐらいの気持ちでちょうどいい。
「準備が整ったら始めよう」
「とりあえず始めてみて、あとから修正していきましょう」
準備が足りないからと足踏みしていたら、いつまでたっても満足いくものはできない。
やりたいと思ったら、今すぐやってしまおう。
「他人の時間」を生きるな
あなたは「自分の時間」を生きているだろうか?
「他人の時間」を生きている限り、時間はいくらあっても足りない。
「自分の時間」と「他人の時間」は何が違う?
自分の意志で、自らやりたいことをやっている時間のこと
自分の意志とは関係なく、何かやらされている時間のこと
「自分の時間」を生きるためには、この2つを考える必要があります。
- やらないことを決める
- 付き合わない人を決める
何か変化させようと思いったときに、やりたいこと・やることを決めることが多いです。
もちろんそれも大切なことですが、「ワクワクしない時間」や「自分の時間を奪う人」を避けることも大切です。
たとえば、堀江さんの場合はこのように決めているそうです。
やらないこと
- 「掃除」
-
家事代行サービスを利用
- 「服選び」
-
服選びが好きな友だちに選んでもらう
付きわない人
- 「やたら気軽に電話をかけてくる人」
-
メールやLINEなど、同時通信ではない手段が理想
仕事や付き合う人を選ぶ勇気を持とう。
仕事は「速さ」ではなく「リズム」
多動力を発揮するためには、徹底的に無駄を省く必要があります。
コロナウイルスが流行してから、テレワークが主流になり会社に通勤する人が減りました。
これにより、いままで当たり前としていた通勤の無駄を感じた人が多いのではないか。
今の仕事はもっと効率良くできないだろうか?
これからAIの発展により、生産性の低い人間は淘汰されていきます。
大量の仕事をこなす中で、「リズム」を乱す行動に注意です。
- いきなり電話をかける
- パワーポイントで作った何枚もの資料
- 意味のない長文メール
これらをされると「リズム」が乱れます。
そして、自分自身も相手の仕事のリズムを乱さないように気をつける必要があります。
メールやLINEのレスポンスについても同じです
ヒマな人ほど返信が遅く、
忙しい人ほど返信が速い。
忙しい人ほど「レスが速い」という共通点があり、持ち球を手元に溜めないです。
堀江さんもこのようなことを意識しています。
- メールやLINEは即レス
- メッセージを見た瞬間から10秒で返信
- 渋滞を作らない
最も大事なことは「仕事のトリアージ」を行うことです。
災害現場で大量のけが人から重症度に応じて治療の優先順位をつけるため仕分ける
仕事ができない人や仕事が遅い人は、仕事の仕分け作業ができていないことが多いです。
朝会社に出社して、大量に届いているメールに、上から順番に返信している人は要注意です。
働く時間の長さではなく、一工夫でリズム良く仕事を進めることを心がけよう。
まとめ
「多動力」は大量の仕事をこなすための、技術ではない。
命が果てるまで、1秒残らず人生を楽しみきるための、生き方である。
引用元:『多動力』
本書は。堀江さんの生き方のエッセンスが詰まった1冊です。
多動力を身につけると、「仕事」も「遊び」も、次第に境目がなくなります。
1日24時間がワクワクで埋め尽くされて、ただ夢中で日々を過ごすことになります。
そして、本書で最も大事なことは「Just do it.Just do it.」です。
とにかく、あれこれ考えるヒマがあったら、
今すぐやってみよう!
今回は、抽象的な説明していますが、本書には堀江さんの実体験を織り交ぜて書かれています。
本書を読んでいただければ、より具体的なイメージがつくと思います。
ぜひ、一度読んでみてください!
オーディオブックの基本情報
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ナレーター: 片山公輔
再生時間:3時間12分
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