パパリーマン書店の店長”くろんぼ”です。
本を読んだ方がいいのはわかっているけど、なんとなく苦手と思っていませんか?
- 活字を見ると眠くなる
- 本を読んでも記憶に残らない
- 本が読まれないまま本棚にしまってある
もしかしたらあなたは優位感覚に合った読書ができていないだけかもしれません。
- 優位感覚とは?
- あなたの優位感覚はどっち?
- 耳で聴く読書とは?
- おすすめのオーディオブック
じつは、わたしも読書がすごく苦手でした。
30年間の人生で読んだ本は漫画と読書感想文を書くための『ハリー・ポッター』だけです。
でも今では年間で100冊以上も本を読むことができています。
なぜ読書が苦手な私が年間100冊も本を読むことができるようになったのでしょうか?
それは「オーディオブック」と出会ったから。
もしかしたらあなたも読書の方法をすこし変えるだけ、本を読むのが楽しくてたまらなくなるかもしれません。
さっそく行きましょう!
あなたは視覚優先?聴覚優先?
![](https://paparimanblog.com/wp-content/uploads/zac-durant-_6HzPU9Hyfg-unsplash-1024x683.jpg)
人間は視覚と聴覚をバランスよく使っていますが、利き手があるようにどちらかに優位性があります。
それを「優位感覚」と呼びます。
人間は誰しも個性を持っているように、視覚優位も聴覚優位もいわば個性のひとつで、誰もが有している可能性があります。
もしかしたら読書が苦手と感じる理由は、優位感覚にあわない読書方法が原因かもしれません。
例えるなら左利きの人に「右手で書きなさい」と言っているのと同じです。
あなたの優位感覚はどっちでしょうか?
ここでひとつ簡単なテストをしてみます。
- 「赤ちゃんが生まれたときを想像してください」
-
「泣いている赤ちゃんの顔」「助産師が赤ちゃんを取り上げている姿」などのイメージを想像した
あなたの優位感覚は「視覚優位」の可能性が高い
「おぎゃー」という声を思い浮かばた
あなたの優位感覚は「聴覚優位」の可能性が高い
それぞれにおすすめの読書方法はこうです。
- 視覚優位におすすめの読書方法
⇒紙の本・電子書籍 - 聴覚優先におすすめの読書方法
⇒オーディオブック
視覚優先の特徴
![](https://paparimanblog.com/wp-content/uploads/filter-407151_1280-1024x683.jpg)
視覚優先とは、
目で見た情報を処理するのが得意な認知特性。
視覚優先の考えられるものとして、以下のような特徴があげられます。
- 人の顔を覚えるのが得意
- 絵・写真・グラフ・動画などの視覚的に示されたものを理解しやすい
- 漢字を似た字と間違えてしまう
- 言葉で伝えるのが苦手
- 場面は思い出せるけど、細かい会話の内容が思い出せない
- 工作やものづくりが好き
- 漫画が好き
- 字が綺麗
- 地図などを読むのが得意
- ジグソーパズルが得意
聴覚優位の特徴
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聴覚優位とは、
耳で聞いた情報を処理するのが得意な認知特性。
聴覚優位の考えられるものとして、以下のような特徴があげられます。
- 人の名前を覚えるのが得意
- テキストを読むより、講義を聞くほうが頭に入る
- 読みが同じ漢字と間違える
- 会話の内容を覚えているが、どこで話したか思い出せない
- よく鼻歌を歌う、ひとり言をいう
- 音楽を聴いているとすぐに歌詞を覚える
- ものまねが得意
- 不器用で工作が苦手
- 音楽を聴きながら勉強できない
- 時間を追って、段階的に理解するのが得意
聴覚優先には
オーディオブックがおすすめ
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本を読む方法は、大きく分けると3つに分類されます。
- 紙の本
- 電子書籍
- オーディオブック
紙の本と電子書籍は、「視覚」で本を読みます。
オーディオブックは、「聴覚」で本を読みます。
同じ読書でも、使用する五感が違います。
紙の本や電子書籍とオーディオブックの違いについて詳しく知りたい人は、こちらも読んでみてください!
![](https://paparimanblog.com/wp-content/uploads/1d857bca20e4c03c11406471f6aed848-300x157.jpg)
これまで紙の本や電子書籍を試したけど、読書が好きになれなかった人は聴覚優先なのかもしれません。
”視覚”での読書しか試したことがない人は、”聴覚”での読書もぜひ試してみてください。
ずっと苦手意識をもっていた人も、今までが嘘かのようにどんどん本が読めるようになる可能性があります。
ここからはオーディオブックの特徴について詳しく解説していきます。
オーディオブックとは
「耳で聴く読書」
![](https://paparimanblog.com/wp-content/uploads/yasara-hansi-xf33YHzMkbU-unsplash-1024x683.jpg)
オーディオブックとは、ナレーターや声優が本を朗読してくれるサービスです。
紙の本や電子書籍に比べて、オーディオブックは非常に合理的な読書方法です。
『audiobook.jp』を運営している株式会社オトバンクでもオーディオブックの効果について、このように紹介しています。
人間が文字を読むとき、脳の中で次のような順序で文字を音に変換しています。
1.文字を目でみる
2.大脳皮質の視覚野で
「文字情報が認識」される3.聴覚野で
「文字情報が音声として変換」される4.言語野で音声が
言語情報として処理されるオーディオブックの場合は、2と3が不要!
耳から聞いた音声が直に聴覚野に届くので、脳内の処理が速くなります。
オトバンクブログ:オーディオブックによる耳を使った新しい読書、その効果とは?【その1】 – Audiobook Times (febe.jp)
みなさん、子供の頃に寝る前に読んでもらっていた本を今でもぼんやり覚えていたりしませんか?
オーディオブックの効果についてもっと知りたい人はこちらを読んでみてください!
![](https://paparimanblog.com/wp-content/uploads/5ae4ee1e1020400f539b0ef49342787a-300x157.jpg)
オーディオブックのメリット
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オーディオブックには、以下のようなメリットがあります。
すきま時間を有効活用できる
オーディオブックの最大のメリットは
「ながら読書」ができること。
耳さえ空いていれば読書が可能です。
少し時間が空いたときなど、気軽に本を聴くことができます。
オーディオブックの活用方法について詳しく知りたい人はこちらを読んでみてくだい!
![](https://paparimanblog.com/wp-content/uploads/577e07ec8b401a26f180cf38e01bf496-300x157.jpg)
目が疲れない
紙の本や電子書籍を長い間集中して読んでいると、目が疲れてきます。
オーディオブックは、長時間利用しても目が疲れることはありません。
また就寝前の暗闇の中であっても、読書することできます。
活字が苦手な人でも本が読める
オーディオブックは「耳で聴く読書」です。
活字が苦手で読書を避けてきた人でも、音楽を聴くような感覚で読書できます。
特に聴覚優先の人は、耳から情報を処理したほうが得意な場合があります。
記憶に定着しやすい
人間の記憶には「短期記憶」と「長期記憶」があります。
長期記憶にするために、定期的に繰り返しインプットすることが有効です。
オーディオブックは、「繰り返し聴く」という点に非常に優れています。
記憶に残すオーディオブック読書術について詳しく知りたい人はこちらを読んでみてくだい!
![](https://paparimanblog.com/wp-content/uploads/70296a50c47c0d34b48a27403a6532e3-300x157.jpg)
プロが朗読してくれる
オーディオブックでは有名な声優や人気俳優たちが本の朗読をしてくれます。
好きな俳優さんや声優さんの声で朗読を楽しむことができる可能性があります。
これもオーディオブックならではの楽しみのひとつです。
参加されているナレーターについてもっと詳しく知りたい人はこちらを読んでください!
![](https://paparimanblog.com/wp-content/uploads/9f3be4bfb31ea195f4c5134e86c0a292-300x158.jpg)
オーディオブックのデメリット
![](https://paparimanblog.com/wp-content/uploads/Apple-Orange-Pineapple-Carrot-Fresh-OJ-Orange-Carrot-Apple-Carrot-Madness-Pear-Kiwi-Cooler-1-1024x538.jpg)
オーディオブックには、以下のようなデメリットがあります。
1冊の単価が紙の本より高い
1冊の単価は紙の本より高くなることが多い。
ただし、オーディオブックには「聴き放題プラン」や「チケットプラン」などがあります。
定額で何冊でも読むことができるのでお得です。
中古で売ることができない
オーディオブックで購入した作品は、売却することができません。
ただし、オーディオブックの場合は紙の本と違って保管するスペースが必要ありません。
何年前かに読んだ本を改めて読み直したら「あの時と違う気づきがあった」なんて経験はありませんか?
その本を購入したということは、そのときにあなたが変化を求めていた証です。
1冊読み切るまでに時間がかかる
日本人の平均的な読書スピードは、1分間に400~600文字と言われています。
オーディオブックのナレーションスピードは、1分間300~350文字です。
普通に聴けば、1冊読み切るまでに紙の本や電子書籍より時間がかかります。
2~3倍速でオーディオブックを聴けば、紙の本や電子書籍より読む時間は短くなります。
付箋を貼ったり、メモを書き込んだりできない
オーディオブックは作業しながら聴くことが多いため、ページの途中で付箋を貼ったりメモを書き込んだりできません。
付箋を貼ったりメモを書く理由は、途中で気づきがあったり、自分の思考を深めるためです。
私は同様の効果として、本を聴き終えたあとにアウトプットすることをおすすめしています。
家族や知人に本の内容や感想を話したり、SNSに気づきや感想を書き込んだりすれば、思考を深めることができます。
おすすめのオーディオブック9選
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1位『Audible』
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料金システム | 聴き放題 |
月額料金 | 1,500円/月 |
無料期間 | 30日間 |
コンテンツ | 40万冊以上 |
サービス開始 | 2015年 |
「Audible(オーディブル)」は、Amazonが運営する業界最大手のオーディオブックサービス。
Audibleの強みは、圧倒的なコンテンツ量の多さと抜群の使いやすさです。
ラインナップはビジネス・文学・語学勉強、どのジャンルも豊富です。
また人気俳優・声優も朗読者として参加してくれているのも特徴です。
オーディオブックサービス選びに迷ったら、まずはAudible!で間違えないです。
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2位『audiobook.jp』
![](https://paparimanblog.com/wp-content/uploads/201804021645478980.png)
料金システム | 聴き放題 /チケットプラン |
聴き放題(月額) | 1,330円/月 |
聴き放題(年額) | 9,990円/年 |
チケットプラン | シングル1,500円 ダブル2,900円 |
無料期間 | 14日間 |
コンテンツ | 2.6万冊以上 |
サービス開始 | 2018年 |
「audiobook.jp」は、株式会社オトバンクが運営する国内最大手のオーディオブックサービス。
audiobook.jpの強みは、業界最高のコストパーフォーマンスと選べる料金プランです。
利用目的によってプランが選べるのは珍しい。
特に聴き放題は他社に比べてもとても安いです。
コンテンツの量もすべてのジャンルで高評価で、アプリの使い勝手もとてもいいです。
2022年6月には累計会員数が250万人を突破。
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3位『flier』
![](https://paparimanblog.com/wp-content/uploads/image-2-1024x324.jpg)
料金システム | 聴き放題 /チケットプラン |
聴き放題 | 2,200円 (ゴールドプラン) |
チケットプラン | 550円 (シルバープラン) |
無料期間 | 7日間 |
コンテンツ | 2600冊以上 |
サービス開始 | 2013年 |
「flier(フライヤー)」は、1冊10分で読めるビジネス書の要約サービスです。
flierの強みは、本の要点だけを効率的に聴くことができることです。
各分野に精通したライターが要約を作成して、出版者や著者の許可を得たものだけを配信。
忙しくて本を読む時間が確保できないビジネスパーソンにおすすめです。
ただし、ラインナップはビジネス書に限られるため小説やエッセイを読みたい人には微妙です。
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4位『himalaya』
![](https://paparimanblog.com/wp-content/uploads/d28442-26-700de2e79e188d85851a-0.png)
料金システム | 聴き放題 |
月額料金 | 750円/月 7,500円/年 |
無料期間 | 30日間 |
コンテンツ | 1万冊以上 |
サービス開始 | 2017年 |
「himalaya(ヒマラヤ)」は、中国で最大のシェアを誇る「喜马拉雅(シマラヤ)FM」の日本版サービスです。
himalayaの強みは、コストパーフォーマンスの良さと語学ジャンルの充実です。
聴き放題の月額の安さは、業界No.1です。
コンテンツは全ジャンルに幅広く配信されていますが、全体的の量はまずまずの評価です。
もともとはポッドキャストやASMRなど幅広く音声配信事業を展開していましたが、2021年に縮小されています。
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5位『dwango.jp』
![](https://paparimanblog.com/wp-content/uploads/dwjp-Audiobook_LogoRGB-1.png)
料金システム | 単品購入 |
月額料金 | 300円~10,000円 |
無料期間 | 無料作品あり |
コンテンツ | 4900冊以上 |
「dwango,jp(ドワンゴジェイピー)」は、株式会社ドワンゴが運営するオーディオブックサービス。
dwango.jpの強みは、KADOKAWAの子会社ならではのオリジナルコンテンツです。
特にライトノベルや小説はとても魅力的なラインナップとなっています。
ニコニコ動画の企画で配信されたコンテンツもあり、人気声優や俳優が参加してくれています。
聴き放題プランとアプリの設定がないのが、残念なポイントです。
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6位『LisBo』
![](https://paparimanblog.com/wp-content/uploads/lisbo_logo_v3.png)
料金システム | 聴き放題 |
月額料金 | 1,650円 |
無料期間 | 初月無料 |
コンテンツ | 4300冊以上 |
サービス開始 | 2016年 |
「LisBo(リスボ)」は、複数の出版社が音源を提供して作られたオーディオブックサービス。
運営会社の株式会社ピコハウスは、新潮社の映像・音楽部門制作会社として設立。
LisBoの強みは、作家や学者の秘蔵講演音声など歴史ある作品が豊富なことです。
講演・落語・法話などユニークな作品が多いのが特徴です。
コンテンツの量ではビジネス書や語学学習などのジャンルはいまひとつの評価でした。
\初月無料で利用してみる/
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7位『でじじ』
![](https://paparimanblog.com/wp-content/uploads/image-2-1.jpg)
料金システム | チケットプラン |
月額料金 | 1,650円 |
無料期間 | ✕ |
コンテンツ | 3500冊以上 |
サービス開始 | 2007年 |
「digigi(でじじ)」は、パンローリング株式会社が運営するオーディオブックサービス。
でじじの強みは、毎月1650円で2冊聴けるチケットプランと古典名著の豊富さです。
日本文学や怪談のラインナップはあるが、ビジネス・語学学習はほとんど配信されておりません。
またアプリはiOS(iphone/ipad)の設定しかなく、その以外はMP3形式になるのは残念です。
アプリでは、オーディオブックと電子書籍が同時に利用できる画期的なシステムで使いやすいです。
\公式サイトで確認する/
![](https://paparimanblog.com/wp-content/uploads/6271a7b708d69bbe95aa554f45813e41-300x158.png)
8位『kikubon』
![](https://paparimanblog.com/wp-content/uploads/banner_kikubon.png)
料金システム | 単品購入 |
月額料金 | 550円~5,500円 |
無料期間 | 無料作品あり |
コンテンツ | 690冊以上 |
サービス開始 | 2014年 |
「kikubon(キクボン)」は、株式会社RRJが運営するオーディオブックサービス。
株式会社RJJは、田中芳樹さんが執筆した『銀河英雄伝説』好きが集まり設立された会社です。
kikubonの強みは、SF・ミステリー・ファンタジーに特化したラインナップです。
『銀河英雄伝説』や『アルスラーン戦記』など、好きな人にはたまらない内容となっています。
ただしジャンルの特化をしているため、ビジネス書・語学学習は配信されておりません。
朗読者には若手人気俳優からレジェンドと呼ばれるベテラン声優まで参加してくれています。
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9位『honto』
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料金システム | 単品購入 |
月額料金 | ✕ |
無料期間 | 無料作品あり |
コンテンツ | 230冊以上 |
サービス開始 | 2015年 |
「honto」は、大日印刷株式会社が運営する電子書籍ストアで、紙の本も購入できるハイブリッド型総合書店です。
数あるジャンルの取り扱いのひとつで、オーディオブックの作品があります。
hontoの強みは、電子書籍と併用がしやすいことと実店舗でも利用できるhontoポイントが貯まることです。
もともとが電子書籍中心のサービスなので、オーディオブックはまだまだコンテンツ量が少ない。
アプリの使い勝手もあまり良くなくて、これからに期待のオーディオブックサービスです。
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