パパリーマン書店の店長”くろんぼ”です。
紙の本・電子書籍につづいて、新たな読書方法として注目のオーディオブック。
オーディオブックを利用する前に、おすすめの使い方を知りたいと思いませんか?
今回は私が普段から実践しているオーディオブックで記憶に残すための読書術を紹介します。
- 本を読む前にしたほうがいいこと
- 本を読んだ後にしたほうがいいこと
- オーディオブックのおすすめ利用方法
こんな人におすすめの内容となっております。
- これからオーディオブックを始める
- すでに利用しているけど記憶に残りづらい
- 今よりもっと効率よく読書をしたい
さっそく行きましょう!
オーディオブックのおすすめ読書術
- 【準備】
-
- 本を読む理由を考える
- 目的にあった本を探す
- 【読書術】
-
- 倍速再生で聴く
- 繰り返し聴く
- 本を読んでからオーディオブックを聴く
- オーディオブックを聴いてから本を読む
- 【読んだあと】
-
- 本の要約をする
- 実践する
オーディオブックの魅力は「ながら読書」
オーディオブックとは、ナレーターや声優が本を朗読してくれるサービスです。
視覚を利用する紙の書籍や電子書籍に比べて、聴覚を利用するオーディオブックは非常に合理的な読書方法です。
耳で聞く読書「オーディオブック」の効果について詳しく知りたい人はこちらを読んで下さい!
オーディオブックはこんな人におすすめです。
- 忙しくて、なかなか本を読むことができない
- 活字を読むのが苦手
- 本を読んでも、なかなか記憶に定着できない
通常の読書では、目と手を使いながら本を読むために同時に他事をやることはほぼ不可能です。
オーディオブックなら耳さえ空いていれば読書することができます。
忙しいサラリーマンには最強の読書方法です!
- 通勤しながら
- 散歩しながら
- トレーニングしながら
- 家事をしながら
オーディオブックの活用方法について詳しく知りたい人はこちらを読んでみてください!
ここからは私が普段から実践しているオーディオブック読書術を紹介していきます。
読む前の準備がもっとも大切
まずは本を読み始める前に準備をします。
読む前の準備がもっとも大切です。
ただ準備といっても難しいことはしません。
その本を読む目的について考えるだけです。
具体的にはこの2つの質問について考えます。
- 「なぜこの本を読むのか?」
- 「この本から何を得たいか?」
例えば、私が『リーダーの仮面』を読もうと思ったときはこうでした。
- 「なぜこの本を読むのか?」
→最近チームをまとめる立場につくことが増えてきたが、うまくマネジメントできない - 「この本から何を得たいのか?」
→チームの成果を最大化するマネジメント術を知りたい
私は、基本的に解決したい悩みがあったときに本を読みます。
人間関係・仕事・恋愛・子育て・お金など、本を読んで解決しない悩みはないと思っています。
読みたい本が見つかったときは、心が変化を求めていると考えるようにしています。
特にオーディオブックでは、ながら読書することが多いため、通常の読書と違って一字一句まで把握しません。
ただ本を読み始める前に本を読む目的を明確にしておくと、自分に必要なことが自然と耳に入ってきます。
「カクテルパーティー効果」と同じ効果です。
多くの音の中から、自分が必要としている情報や重要な情報を無意識に選択することができる脳の働き
たくさん人がいる病院の待合で自分の名前だけ明確に聞こえてくるのも同効果です。
オーディオブックを、有益な読書にするか、ただのBGMにしてしまうかは、読む前の準備で決まります。
最高の一冊と出会う方法
こんな悩みを抱えたことはないでしょうか?
- どんな本を読んだらいいかわからない
- 何に悩んでいるかわからない
- 自分が求めている答えが書いてある本を選びたい
私も読書初心者のときは、いざ「本を読もう!」となっても、何を読んだらいいのかわからない。
そのまま時間が過ぎていき、本を読まずに終わることがたくさんありました。
もし本屋に行くとしたら、表紙や帯、目次やまえがきを読んで、自分にとって必要な本を探すことができます。
しかし、オーディオブックの場合は同じことができません。
ではどうしたらいいのか?
私がおすすめするのが
「要約サイト」と「レビュー」の活用です。
まずは要約サイトの活用です。
その本が自分にとって読むべき本かどうかを判断するのに非常に参考になります。
誰かが本の内容を噛み砕いてわかりやすく説明してるので、本の全体像をつかむことができます。
たとえば、あなたが投資について勉強したいと思ったとします。
一概に投資といっても、株式投資・投資信託・iDeCo・NISA・不動産などいろんなジャンルがあります。
投資初心者がいきなり「不動産投資の極意」なんて本を読んでも、おそらく求めている答えと違う可能性が高いです。
要約サイトはある程度の内容を把握できるので、より目的に合致した本を選ぶことができます。
さらに要約サイトを活用すると、自分でも気づけていなかった潜在的な悩みに出会うこともあります。
何気になく読んだ要約で、なにかひっかかりを感じ、もっとそのジャンルの本を読んでみたいと思うことがあります。
それがあなたの心が変化を求めているサインです。
ぜひその本を読んでみましょう!
このサイトでも「オーディオブック用の要約」をやっています!ぜひ参考にしてください!
続いては、レビューの活用です。
私が利用しているamazonのオーディオブック『Audible』ではレビューを見ることができます。
レビューでは、読んだ人の感想や気付きを知ることができます。
もしかしたらあなたと同じことを悩んだり、目的意識をもっているひとがいるかもしれません。
同じようにTwitterなどのSNSで本のレビューや感想をみるのも有効手段だと思います。
オーディオブックの効果を最大化する読書術
倍速再生で聴く
ほとんどのオーディオブックには倍速機能があります。
私がおすすめしている『audiobook.jp』『Audible』にも倍速機能がついています。
audiobook.jp | Audible | |
---|---|---|
再生速度 | 0.5~4倍 | 0.5~3.5倍 |
単純に倍速でオーディオブックを聴くことで、
読書量が増えます。
通常のスピードで1時かかる内容も、2倍速で聞けば30分で聴くことができます。
私は1.5~2.5倍速で聴くことが多いです
日本人の平均的な読書スピードは、1分間に400~600文字と言われています。
オーディオブックのナレーションスピードは1分間に300~350文字ですので、若干遅い印象を受けるかもしれません。
はじめてオーディオブックを利用する際は、1.5倍速ぐらいから聴くことをおすすめします。
最初の頃、私は1.5倍速ですら内容を聴き取ることができませんでした。
ただ聴覚は非常に柔軟で鍛えやすいです。
何度も聴いているうちに聴き取れるようになります。
速聴の効果について詳しく知りたい人はこちらを読んでください!
繰り返し聴く
オーディオブックは同じ内容を繰り返し聴くことが重要です。
オーディオブックは、本を読むより脳や目にかかるストレスが少なく疲れにくいです。
何度も何度も繰り返し聞くことも、さほどつらくはないと思います。
また同じ内容を繰り返し聴くことで、脳内で重要な情報と判断して、記憶に残りやすいです。
人間には「短期記憶」と「長期記憶」の2つの段階あります。
本を読み内容を覚えたと思ってもすぐに忘れてしまうのは、長期記憶になってないからです。
長期記憶に残す方法は
「忘れかけた頃に何度も聴くこと」
大事なのは「あれ?なんだっけ?」と忘れかけた頃にもう一度情報をインプットが必要です。
自分にとってこれぞと思うことができる本に出会ったら、繰り返し聴いてまるごと内容を脳に記憶しよう。
本を読んでからオーディオブックを聴く
私は本屋によく行きます。
並んでいる本の表紙や目次を見ながら、自分の潜在的な悩みに出会うことができます。
そこで書籍を購入して、内容が面白いや役に立ちそうと思った場合にはオーディオブックで聴き直します。
なぜならオーディオブックの方が記憶に残すという観点からは優れているからです。
私は「書籍」と「オーディオブック」はこのように考えています。
- 「書籍」
本の内容に関して自分の思考を深めるため - 「オーディオブック」
本の内容を記憶に残すため
オーディオブックを聴いてから本を読む
さきほどは、本を読んでからオーディオブックを聴く方法を案内しました。
私は逆のオーディオブックを聴いてから本を読むこともあります。
気になるワードがたくさん出てきたり、最後まで聴いたけど理解できなかった場合は、書籍で購入して読み直します。
なぜなら書籍のほうが、思考を深めるためには向いていると思っているからです。
ながら読書ができるオーディオブックに対して、書籍は集中して読まないといけません。
だからこそ、本の内容に対して「なんで?なぜ?自分の立場だったらどうか?」を考えながら読書することができます。
読んだあとはアウトプットが大切
本を聴き終わったら、アウトプットがとても重要です!
オーディオブックで聴くだけでは、ただ知識が増えただけに過ぎません。
一昔前は知識がたくさんあることが価値になったが、今の時代では物知りにはほとんど価値がありません。
なぜなら知りたい情報はGoogleに聞けば教えてくれるからです。
人間の記憶力はGoogle先生に敵いません。
- 思考の軸を鍛えること
- 実践すること
では実際に私がやっている方法について説明させていただきます。
本の要約をする
私は、内容がとても面白かったと思った本は要約を書くようにしています。
ブログを始めるまでは、スマホのメモ欄に書き込んでいました。
本の要約をすると、読んだあとの頭の中が整理されて理解度が断然あがります。
読んでいる最中も、要するにどうゆうことなのか?を考えながら読むことで集中力が高まります。
でも最初はいきなり要約といってもどうしていいかわからないと思います。
まずは「この本は結局、何を伝えたいのか」と
一言でまとめると考えやすいと思います。
ブログを書くのが難しい方はぜひTwitterを使ってみてください!
Twitterには140文字と制限があり、意外にまとめるのは難しいです。
慣れてきたらそこに自分の意見や感想を付け加えると、さらに「思考の軸」は鍛えられます。
私がまとめている本の要約もぜひ参考にしてみてください!
実践する
結局のところ、どんな読書方法をしても最終はここにたどり着くと私は思っています。
残念ながら本の内容がすべて正解ではないです。
本によって書いてある内容も違います。
本はあくまで参考資料であって、まずが実際試してみて効果があるかを試す必要があります。
私は『LIFTSHIFT100年時代の人生戦略』を読んで人生について考え直し、『シン・サラリーマン』を読んでこのブログを初めて、『お金の大学』を読んで積立NISAを始めました。
もし本を読んでなかったら、まったく違った人生になっていたと思います。
有名人のオーディオブック活用術
メンタリストDaiGo
圧倒的な知識量でテレビ・YouTube・書籍と多方面で活躍しているDaiGoさんも愛好家です。
DaiGoさんのオーディオブック活用術はこうです。
- インプットしたい書籍を1~2回聴く
- ある程度、内容を記憶できたら
2~6倍速までスピード上げて聴く - 4倍速以上で文章の穴埋め問題を解く
- 結果、多くの文章が暗記できる
DaiGoさんがオーディオブックについて語っているサイトです。
その他にもYouTubeでもオーディオブックの魅力について動画があります。
星野佳路さん(星野リゾート代表)
おもに車での移動中にオーディオブックを1.5倍速で聴き、内容的にためになると思った作品や、印象に残るフレーズが出てきた作品は、のちほど紙の本でも購入し、自分が感じたことを該当箇所にメモして、それをあとで見返すという”学び”の方法を実践しているそうです
引用元:『超効率耳勉強学』/上田渉
菊池雄星さん(プロ野球選手)
メジャーリーガーになってからオーディオブックを愛用するようになったそうです。
理由は、試合間の移動距離(時間)が長いから。
飛行機やバスで長時間本を読むと酔いやすいですし、目も疲れてしまいます。
そこで目を閉じた状態でも読書が可能になるオーディオブックの活用に至ったそうです。
ほとんど体への負担はありませんし、聴きながら眠ってしまったら、それはそれでOK。
引用元:『超効率耳勉強学』/上田渉
為末大さん(元陸上競技選手)
身体を動かしながら聴くことができるオーディオブックはアスリートに人気が高い。
為末さんは『走りながら考える』(ダイヤモンド社)で、ランニングや筋トレをしながら音声コンテンツを楽しむことを推奨しています。
引用元:『超効率耳勉強学』/上田渉
おすすめのオーディオブック
このサイトでは『audiobook.jp』『Audible』をおすすめしております。
どっちのオーディオブックサービスがいいか迷っている人はこちらもあわせて読んでください!
『audiobook』
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ビジネス・教養・語学・文芸など幅広いジャンルに対応しております。
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初めてオーディオブックを利用する人にはとてもおすすめです!
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『audible』
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