パパリーマン書店の店長”くろんぼ”です。
紙の本や電子書籍に続く、新たな読書方法として注目されているオーディオブック。
同じ読書なのに、あえてオーディオブックを利用する意味があるのか気になりませんか?
今回はオーディオブックと書籍(紙の本や電子書籍)を徹底比較してみました。
比較してわかったオーディオブックのメリット・デメリットについて解説していきます。
- オーディオブックと書籍の使い分け
- オーディオブックと書籍の比較
- オーディオブックのメリット
- オーディオブックのデメリット
この記事を読めば、きっとあなたにぴったりな読書方法が見つかります。
さっそく行きましょう!
目的や状況によって使い分けるのがおすすめ!
このブログは、オーディオブックをおすすめしているブログです。
ただし、紙の本・電子書籍を軽んじているわけではありません。
むしろ、書籍とオーディオブックを組み合わせることで効率的な読書ができると思っております。
そのためには、紙の本・電子書籍・オーディオブックの違いを理解する必要があります。
私は、このように使い分けています。
目的別
状況別
オーディオブックとは「聴く読書」
オーディオブックとは、ナレーターや声優が本を朗読してくれるサービスです。
視覚を利用する紙の本や電子書籍に比べて、聴覚を利用するオーディオブックは非常に合理的な読書方法です。
耳で聞く読書「オーディオブック」の効果について詳しく知りたい人はこちらを読んで下さい!
オーディオブック/紙の本/電子書籍の比較
オーディオブック | 紙の本 | 電子書籍 | |
---|---|---|---|
気軽さ | |||
持ち運び | |||
価格 | |||
本の置き場 | |||
理解度 | |||
記憶定着 | |||
流し読み | |||
書籍の数 |
比較①「気軽さ」
紙の本・電子書籍は、集中して読書するため、まとまった時間が必要です。
オーディオブックは、耳さえ空いていれば読書できるので、すきま時間を活用できます。
比較②「持ち運び」
紙の本は、かさばるので何冊も持ち運ぶことは難しいです。
電子書籍・オーディオブックは、スマホなどに保存すれば何十冊も持ち運ぶことができます。
比較③「価格」
オーディオブックは、紙の本・電子書籍に比べて高くなる可能性があります。
世界的著書『FACTFULNESS』を購入する場合の金額差はこうです。
Audible (オーディオブック) | Amazon (紙の本) | Kindle (電子書籍) |
3500円 | 1980円 | 1980円 |
比較④「本の置き場」
紙の本は、大量に保存しようとすると大きな本棚(スペース)が必要です。
電子書籍・オーディオブックは、データとして保存するので本棚(スペース)は必要ありません。
比較⑤「理解度」
オーディオブックは、基本的にはメモや付箋を貼ることはできません。
紙の本・電子書籍は、ページの途中でメモを書き込んだり、マーカーを引いたりできます。
紙の本・電子書籍は、自分の思考を深めることに向いています。
比較⑥「記憶定着」
紙の本・電子書籍は、視覚で読書をします。
オーディオブックは、聴覚で読書します。
人間は視覚から得た情報は、音に変換してから、言語として認識します。
オーディオブックは、最初から聴覚で音として認識できるので脳科学的に合理的です。
比較⑦「流し読み」
オーディオブックは、読みたい場所だけ読むというのは難しいです。
紙の本・電子書籍は、スキミング(拾い読み)ができます。
スキミングをすることで、読むべき本を見分けることができます。
- 表紙・帯を読む
- 目次を読む
- 気になる章を読む
紙の本・電子書籍は、自分が必要とする情報だけ読むことができます。
比較⑧「書籍の数」
書籍の数は、圧倒的に紙の本が多いです。
電子書籍の場合は、電子上で文字を起こせばいいのですが、オーディオブックの場合は、音声収録があります。
オーディオブックは、作成するまでのハードルが高いので書籍のラインナップが少ないです。
オーディオブックのメリット
オーディオブックのメリットについて解説させていただきます。
「すきま時間を有効活用できる」
忙しいサラリーマンには最強の読書方法です!
- 通勤しながら
- 散歩しながら
- トレーニングしながら
- 家事をしながら
通常の読書では、目と手を使いながら本を読むために同時に他事をやることはほぼ不可能です。
オーディオブックは耳さえ空いていれば読書することができます。
すき間時間を有効活用することで、あなたの読書量を確実に増やすことができます。
オーディオブックの活用方法について詳しく知りたい人はこちらを読んでみてくだい!
「目が疲れない」
視覚で読書する紙の本や電子書籍を長い間集中して読んでいると、目が疲れてきます。
特に電子書籍は、ブルーライトによる目の疲れが激しいため、ブルーライトカットメガネなどの工夫をする必要があります。
聴覚で読書するオーディオブックは、長時間利用しても目が疲れることはありません。
また就寝前の暗闇の中であっても、読書することできます。
「活字が苦手な人でも本が読める」
こんな悩みを抱えている人はいませんか?
- 最初の数ページで挫折してしまう
- 読んだけど、なかなか内容が覚らえれない
- 活字を見ると、勉強している感覚になる
私も、昔はそうでした!
本屋では意気込んで本を買ってくるのですが、読まずに本棚にしまったままになっていました。
読書が続かない原因は色々考えられますが、ひょっとしたら聴覚優先かもしれません。
聴覚優先ってなに?
実は、人間には利き手があるように視覚と聴覚のどちらかに優位性があります。
それを「視覚優位」「聴覚優位」を表現します。
活字が苦手な人でも、オーディオブックなら読書を無理なく楽しめるかもしれません。
優位感覚について詳しく知りたい人はこちらを読んでください!
「記憶に定着しやすい」
人間の記憶には短期記憶と長期記憶があります。
脳にインプットされた情報をすべて脳内に記憶していたらすぐに脳内メモリはいっぱいになってしまいます。
人間の脳は優秀で、無意識のうちに短期記憶と長期記憶に振り分けています。
受験前に一夜漬けで記憶した数式は「短期記憶」、よく使う九九は「長期記憶」です。
長期記憶にするために、定期的に繰り返しインプットすることが有効だと言われています。
オーディオブックは、同じ本を効率的に繰り返し聴くという点に非常に優れています。
おすすめのオーディオブック読書術はこうです。
- 倍速再生で聴く
- 繰り返し聴く
- 本を読んでからオーディオブックを聴く
- オーディオブックを聴いてから本を読む
記憶に残すオーディオブック読書術について詳しく知りたい人はこちらを読んでみてくだい!
「プロが朗読してくれる」
オーディオブックでは有名な声優や人気俳優たちが本の朗読をしてくれます。
私がおすすめしている『audiobook.jp』『Audible』ではこんな方々が参加されています。
- 古賀 葵
(かぐや様を告らせたい/四宮かぐや) - 佐久間 レイ
(アンパンマン/バタコさん) - 日野 聡
(鬼滅の刃/煉獄杏寿郎) - 神谷 浩史
(ONEPIECE/トラファルガー・ロー) - 松岡 禎丞
(鬼滅の刃/嘴平伊之助) - 下野 紘
(鬼滅の刃/我妻善逸) - 細谷 佳正
(進撃の巨人/ライナー・ブラウン) - 井上 和彦
(NARUTO/はたけかかし) - 森久保 祥太郎
(メジャー/茂野吾郎) - 玄田 哲章
(笑ゥせぇるすまん/喪黒福造) - 大塚明夫
(ONEPIECE/マーシャルDティーチ)
- 藤木 直人
- 堤 真一
- 杏
- 壇 れい
- 松嶋 菜々子
- 尾上 菊之助
- 古谷 徹
(名探偵コナン/安室徹) - 宮野 真守
(DEATHNOTE/夜神月) - 花澤 香菜
(鬼滅の刃/甘露寺蜜璃) - 諏訪部 順一
(テニスの王子様/跡部景吾) - 中井 和哉
(ONEPIECE/ロロノア・ゾロ)
朗読しているナレーターについて詳しく知りたい人はこちらを読んでください!
オーディオブックのデメリット
オーディオブックのデメリットについて解説させていただきます。
「1冊の単価が紙の本より高い」
1冊の単価は紙の本・電子書籍より高くなる可能性があります。
ただし、オーディオブックには聴き放題プランがあり、お得にたくさん読書できます。
『audiobook.jp』の聴き放題 | 『Audible』の聴き放題 |
---|---|
1,330円/月 | 1,500円/月 |
本1冊の値段で聴き放題なんて、すごくお得!
「中古で売ることができない」
オーディオブックで購入した作品は、紙の本と違って売却することができません。
ただし、オーディオブックの場合は紙の本と違って保管するスペースが必要ありません。
何年前かの本を改めて読み直したら「あの時と違う気づきがあった」なんて経験はありませんか?
その本を購入したということは、そのときにあなたが変化を求めていた証です。
スペース的に問題がないのであれば、無理やり売却する必要はないと思います。
「1冊読み切るまでに時間がかかる」
日本人の平均的な読書スピードは、1分間に400~600文字と言われています。
オーディオブックのナレーションスピードは、1分間300~350文字です。
普通に聴けば、1冊読み切るまでに紙の本や電子書籍より時間がかかります。
ただし、ほとんどのオーディオブックには倍速機能がついています。
『audiobook.jp』 | 『Audible』 | |
---|---|---|
再生速度 | 0.5~4倍 | 0.5~3.5倍 |
私は1.5~2.5倍速で聴いています
倍速機能を使えば1冊を読み切る時間は、紙の本や電子書籍より短くなります。
最初は倍速に聴き慣れないかもしれませんが、繰り返し聴いていると耳が馴染んできます。
速聴についてもっと詳しく知りたい人はこちらを読んでください!
「付箋を貼ったり、メモを書き込んだりできない」
オーディオブックは作業しながら聴くことが多いため、ページの途中で付箋を貼ったりメモを書き込んだりできません。
付箋を貼ったりメモを書く理由は、途中で気づきがあったり、自分の思考を深めるためです。
同様の効果として、本を聴き終えたあとにアウトプットすることをおすすめしています。
家族や知人に本の内容や感想を話したり、SNSに気づきや感想を書き込んだりすれば、思考を深めることができます。
おすすめのオーディオブック
このサイトでは『audiobook.jp』『Audible』をおすすめしております。
どっちのオーディオブックサービスがいいか迷っている人はこちらもあわせて読んでください!
『audiobook』
書籍数日本No.1のラインナップを誇る「audiobook.jp」です。
ビジネス・教養・語学・文芸など幅広いジャンルに対応しております。
聴き放題プランは1万冊以上が聴き放題。
アプリではオフライン再生や倍速再生など便利機能が充実しています。
初めてオーディオブックを利用する人にはとてもおすすめです!
「聴き放題14日間無料」もあり、まずは無料でお試しすることもできます。
\14日間無料お試しをしてみよう/
『audible』
Amazonが運営するオーディオブックサービス「audible」です。
ビジネス・文学・語学・洋書と40万冊以上の幅広いラインナップを揃えております。
会員なら12万以上の作品が聴き放題です。
すでにAmazon会員の方や幅広いカテゴリーから選びたい人におすすめです。
「30日間無料体験」もあり、まずは無料でお試しすることもできます。
(3ヶ月無料のキャンペーンなどもあります。)
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