【耳で聴く読書】脳科学から読み解くオーディオブック 7つの効果

パパリーマン書店の店長”くろんぼ”です。

紙の本・電子書籍につづいて、新たな読書方法として注目のオーディオブック。

でも、聴くだけで本の内容を理解できるのか疑問ではないですか?

今回はオーディオブックの効果について徹底分析してみました。

この記事でわかること
  • オーディオブックの効果7選
  • 紙の本とオーディオブックの違い
  • オーディオブックに向いている人

この記事はこんな人におすすめの内容です。

  • オーディオブックの効果に疑問がある
  • 効果について科学的根拠を知りたい
  • オーディオブックに向いているか知りたい

さっそく行きましょう!

目次

こんな効果が期待できます!

オーディオブックで期待できる効果はこの7つ。

  1. 速聴による脳の活性化
  2. 内容を記憶しやすい
  3. 読書量が増える
  4. 目や脳に負担をかけない
  5. 勉強と相性がいい
  6. 安眠・快眠ができる
  7. 認知症予防

オーディオブックは脳科学的に効率的!

オーディオブックとは
「耳で聞く読書です

  • 視覚を利用する紙の書籍
  • 聴覚を利用するオーディオブック

どのような違いがあるのでしょうか?

紙の本で読むプロセス
  1. 文字を目で見る
  2. 視覚野で文字情報を認識される
  3. 聴覚野で文字情報が音声に変換される
  4. 言語野で音声が言語情報として処理

人間の脳は、わざわざ「文字→音声」に変換して処理をしています。

なんとなくイメージできます!
黙読している感じですね!

オーディオブックの場合は、1・2が不要です。

オーディオブックで本を聴くプロセス
  1. 聴覚野で文字情報を認識される
  2. 言語野で音声が言語情報として処理

あきらかに言語情報と処理されるまでのプロセスが少ないです。

耳で聴く読書は、脳のメカニズムからの観点から非常に合理的な手法です

紙の本とオーディオブックの違いについてもっと詳しく知りたいひとは、ぜひ読んでください!

オーディオブックの7つの効果

ここからは具体的に解説していきます。

効果① 速聴による脳の活性化

オーディオブックでは倍速(1.5~3倍)で聴くことを推奨しています!

「速聴」という言葉をご存知でしょうか?

速聴とは

通常よりスピードを上げて聞くこと

速聴にはさまざま効果があると言われています。

ウェルニッケ中枢を刺激して集中力や記憶力を高めることができ、右脳の活性化などの効果が期待できます。

国際学会で久保田競氏(京都大学名誉教授)、川島隆太教授(東北大学)、泰羅雅登教授(日本大学)により、「速聴は脳の働きを活発化する」という研究が発表されています

引用元:聴覚刺激で頭の回転が驚くほど速くなる【速聴】 | きこ書房 | 株式会社エス・エス・アイ (ssigrp.com)

速聴の効果はわかったけど、内容が聞き取れなかったらあまり意味がないのではないかな・・・

たしかに、聞き取れなかったら意味がないです。

でも、聴覚は目や身体を鍛えるのに比べて、
はるかに鍛えやすいです。

本の読み方を鍛える方法として「速読トレーニング」がありますが、とても大変です。

速読トレーニングとは
  • 一度に見る文字の分量を増やす
  • 文章を読むときの視線をコントロール
  • 本を読む姿勢を矯正する
  • 目の筋肉を鍛える

聴覚は非常に柔軟性が高くほとんどトレーニングを必要としません。

こんな話を聞いたことないでしょうか?

英語の喋れなかった日本人

アメリカに長期滞在していたら自然と聞き取れるようになっていた

さらに、東北や沖縄の一部の聞き取れない方言に対して、特殊なトレーニングが必要でしょうか?

最初は聞き取れないかもしれませんが、耳が慣れてくれば内容を聞き取れるようになります。

速聴の効果について詳しく知りたい人はこちらを読んでください!

効果② 内容を記憶しやすい

オーディオブックでは繰り返し何度も聴くことを推奨しています!

人間は時間の経過とともに物事を忘れてしまう生き物です。

ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスの研究「エビングハウスの忘却曲線」を知っているでしょうか?

エビングハウスの忘却曲線
  • 20分後には42%忘れる
  • 60分後には54%忘れる
  • 1日後には74%忘れる
  • 7日後には79%忘れる

記憶は何度も繰り返し情報がインプットされると定着しやすくなります

映像情報メディア学会誌の研究結果で「視覚」と「聴覚」での読書の効果に大きな差異が無いことが証明されています。

簡単に繰り返し読書ができるオーディオブックは、内容を記憶しやすいです。

記憶に残すオーディオブック読書術をもっと詳しく知りたいひとは、ぜひ読んでみて下さい!

効果③ 読書量が増える

オーディオブックだと読書量が増えます。

オーディオブックには「倍速再生」と「ながら読書」という特徴があり、効率的に読書することができます。

倍速再生

0.5~4倍まで再生速度を調整できる機能

ながら読書

オーディオブック+○○
(通勤・家事・運動など)

ながら読書についてもっと詳しく知りたいひとは、ぜひ読んでみてください!

オトバンクが2021年audiobook.jpユーザーを対象に実施した「オーディオブックの利用傾向」に関する調査によると、オーディオブックを理由するようになってから、約4割の人が「本に触れる機会(本屋に行く・読書時間を作るなど)が増えた」と回答し、利用前に比べ読書時間が平均1.7倍になったという結果が出ました。

引用元:『超効率耳勉強法』
オーディオブックを利用してから、本と触れ合う機会に変化があった?
引用元:『超効率耳勉強法』
かなり増えた
14%
少し増えた
28%
変わらない
49%
少し減った
6%
かなり減った
3%
オーディオブックを利用後の1週間あたりの読書時間
引用元:『超効率耳勉強法』
利用前
1.7時間
利用後
3時間

効果④ 目や脳が疲れにくい

最近はパソコンやスマホの普及で、目にストレスがすごくかかっています。

サラリーマンとなれば何時間もパソコンの画面と向き合っている人も多いと思います。

オーディオブックの特徴は「視覚」を使わずに「聴覚」だけで読書をすることができます。

私も普段は紙の書籍も読書しますが、「目が疲れたな」と感じたらオーディオブックに切り替るようにしています!

紙の読書よりオーディオブックの方が、プロセスが少ないです。

通常の読書の場合は、
①目で文字を認識 
②文字を脳内で音声に変換 
③言語として処理をします。

オーディオブックは、①②の工程が不要となりますので、脳の負担が軽減できます。

脳のタスクに余裕があるからこそ、車を運転しながら、家事をしながら、運動をしながら、「ながら読書」が実現できます。

効果⑤ 勉強と相性がいい

「聴く」と「勉強」は相性がとてもいいです。

特に語学勉強はすでに認知あると思います。

プロゴルファー石川遼選手が愛用で有名になった「スピードラーニング」の名前は聞いたことはあるのではないでしょうか?

『audiobook.jp』にも『Audible』にも、英語・韓国語・フランス語などの語学コンテンツがたくさん揃っています。

ちなみに、語学学習では「シャドーイング」をすると学習効果を高めると言われています。

シャドーイング・・・流れてくる音声をそのまま真似して発音すること

最近では、語学学習以外にも有効性が認識されるようになってきました。

『audiobook.jp』の創設者である上田渉さんは、なんと耳勉強法で偏差値30から東大合格をすることができたそうです。

著書『超効率耳勉強学』では、受験勉強や資格勉強なども効果が期待できると書かれています。

『超効率耳勉強法』で紹介されている活用方法
  • 文系勉強(国語・英語・社会)
  • 理系勉強(数学・理科)
  • 司法試験や公認会計士試験に代表される国家資格
  • 国家資格以外のさまざまな資格試験や検定試験
  • 民間企業の入社試験
  • 会社内や組織内における昇進試験や昇格試験

暗記や語学のウエイトが高ければ高いほど、
その効果は大きくなります。

『audiobook.jp』には社会保険労務士試験の参考書をまるごと1冊オーディオブック化したコンテンツもあります。

効果⑥ 安眠・快眠ができる

『audiobook.jp』と『Audible』には「寝る前に聴く」というジャンルがあります。

『audiobook.jp』
『Audible』

私も寝る前に聴いていると寝落ちしてしまいます

みなさんも子供の頃にお母さんに絵本を読んでもらっている途中で寝てしまうみたいな経験ありませんか?

耳で読書をしている最中は、脳が内容を聞き取ろうとなりますので、他事を考えなくなります。

不安や心配事で頭がいっぱいのときはなかなか寝付く事ができません。

読書には心を落ち着かせる効果があります。

またコンテンツによっては、安眠・快眠のために、眠くなる音「1/fのゆらぎ」を感じることができます。

オーディオブックが安眠・快眠の手助けをしてくれる可能性があります。

もし、寝付きが悪いと悩んでいる人がいれば、ぜひ試しに使ってみてください!

効果⑦ 認知症予防

『audiobook.jp』を運営する株式会社オトバンクと関西福祉科学大学で認知症の研究などを行っている脳科学者の重森健太教授が共同で検証した実験で認知症予防に効果があると論文が発表されています。

65歳以上の要支援高齢者を対象に、運動のみ、オーディオブック×運動、計算×運動の3郡の脳血流反応を比較した結果、オーディオブックと計算課題を活用したデュアルタスクは同等の脳血流反応が認められました。

オーディオブックと運動のデュアルタスクに、認知症予防トレーニングと同等の脳血流活性作用を新たに発見〈日本早期認知症学会で発表〉|株式会社オトバンクのプレスリリース (prtimes.jp)

認知症トレーニングとして標準的に使用されている計算課題と同等の効果が認められた

さらに高齢者になると視力が衰え、細かい活字を読むことが困難になっていきます。

そんなときでも視覚ではなく聴覚で読書することができるオーディオブックはおすすめです。

あなたのまわりにいつまでも元気で健康でいてほしいと願う高齢者がいませんか?

もしいるのであれば、オーディオブックを聞かせてあげてください。

オーディオブックが向いている人

ここまではオーディオブックがもたらす効果について解説させていただきました。

ただし、誰もが視覚より聴覚の方がインプットしやすいわけではないです。

一般的には「視覚優位」「聴覚優位」などと表現されることがあります。

視覚優位の特徴
  • 工作やものづくりが好き
  • 漫画が好き
  • 字が綺麗
  • 人の顔を覚えることが得意
  • 会話を忘れることが多い
聴覚優位の特徴
  • 鼻歌をよく歌う人
  • 音楽を聴いているとすぐに歌詞を覚える
  • ものまねが得意
  • 人の名前を覚えることが得意
  • 会話の内容をよく覚えている

どんな人がオーディオブックに向いているのでしょうか?

著書『超効率耳勉強法』の一部を抜粋させていただきます。

・音楽が好きな人

・ラジオが好きな人

・人から聞いた話の方が頭に入りやすいと感じている人

・本を読むのが苦手、または遅い人

・自分の話す内容や話し方のレベルアップを図りたい人

・自動車によく乗る人

・通勤時間が長い人

・運動をするのが日課の人

・家事をする時間が長い人

引用元:『超効率耳勉強法』

一般的には「聴覚優位」のほうがオーディオブックに馴染みやすいです。

ただし、「視覚優位」の人でもオーディオブックに不向きという訳ではないです。

聴覚というのは、非常に柔軟性が高く、簡単に鍛えることができます。

私は、紙の書籍・オーディオブックを使い分けています。

  • 時間にゆとりがあるとき
    紙の書籍
  • 運転中や目が疲れたとき
    オーディオブック

優位感覚について詳しく知りたい人はこちらを読んでください!

おすすめのオーディオブック

このサイトでは『audiobook.jp』『Audible』をおすすめしております。

どっちのオーディオブックサービスがいいか迷っている人はこちらもあわせて読んでください!

『audiobook』

書籍数日本No.1のラインナップを誇る「audiobook.jp」です。

ビジネス・教養・語学・文芸など幅広いジャンルに対応しております。

聴き放題プランは1万冊以上が聴き放題。

アプリではオフライン再生や倍速再生など便利機能が充実しています。

初めてオーディオブックを利用する人にはとてもおすすめです!

「聴き放題14日間無料」もあり、まずは無料でお試しすることもできます。

14日間無料お試しをしてみる/

『audible』

Amazonが運営するオーディオブックサービス「audible」です。

ビジネス・文学・語学・洋書と40万冊以上の幅広いラインナップを揃えております。

会員なら12万以上の作品が聴き放題です。

すでにAmazon会員の方や幅広いカテゴリーから選びたい人におすすめです。

「30日間無料体験」もあり、まずは無料でお試しすることもできます。
(3ヶ月無料のキャンペーンなどもあります。)

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参考書籍 『超効率耳勉強法』上田渉

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